WEEK1は、エースQBロジャースの奇跡的な活躍で勝利したものの、
ロジャースは2018年シーズンを通じてずっと膝に不安をかかえていた。
ロジャースの膝の影響があってか、チームも波に乗れずにシーズン終了。
そして13シーズンもの長期にわたってパッカーズHCだった
マッカーシーがシーズン途中に解任された。
グリーンベイ・パッカーズの2018年の振り返りと、
2019年ドラフトの予想をしてみたいと思う。
*グリーンベイパッカーズ2019年開幕ロースターはコチラ
2018年チーム成績
トータルオフェンス 369.1Y(12位)
ランオフェンス 104.2Y(22位)
パスオフェンス 264.9Y( 9位)
総得点 376点
トータルディフェンス354.4Y(18位)
ランディフェンス 119.9Y(22位)
パスオフェンス 234.5Y(12位)
総失点 400点
2018年振り返り
6勝9敗1引き分けで終わった2018年シーズン。
QBアーロン・ロジャースのケガの影響があったとはいえ、
アウェイで1勝7敗、NFC北地区内成績が1勝4敗1分と
大きく負け越してしまった。
WEEK13対アリゾナに負けると13年間チームを率いた
HCマッカーシーが解任され、OCのジョー・フィルビンが代役を務めた。
2019年、QBロジャースが健康であればSBも狙える戦力だと思う。
オフェンス
2018年シーズン、QBロジャースは鎖骨の骨折から見事カムバックし、
SBも狙える布陣でスタートするも、WEEK1でロジャースが膝をケガ。
ロジャースは膝のケガにシーズン通して悩まされ続けた。
その結果、パス獲得ヤードこそ4442Yと結果を残したが、
パス成功率は62.3%と11年のNFLスターターシーズンの中で
2番目に悪い成功率で終わった。
ディフェンス
パッカーズでベストポジショングループと言われたDL。
しかし、
DEムハマッド・ウィルカーソン 13試合欠場
DEマイク・ダニエルズ 6試合欠場
NTケニー・クラーク 4試合欠場
スターター3人が揃ったのはわずか3試合だけだった。
控えメンバーにとってはチャンスだったはずだが、
チャンスを生かせた目立った選手はいなかった。
2019年ドラフト指名選手 契約状況
1巡目21位指名 ダーネル・サベージJR /S
2019年5月3日
2019年ドラフト1巡指名を受けた選手の中で
1番乗りでの契約締結!!
契約は、5年目がオプションの4年契約。
サベージJrが、パッカーズがここ3年で上位指名してきた
若いDB陣に加わることが決まった。
40ヤードダッシュで4.3秒をマークするほどの身体能力があり、
マンカバーに高い評価のあるサベージJrが
パッカーズの若いDB陣がどんな作用をもたらすのか、楽しみだ。
2019年ドラフト結果 4/28更新
ドラフト終了後に更新します。
★1巡目 12位 ラシャン・ゲイリー DE ミシガン
★1巡目 21位 ダーネル・サベージJR S メリーランド
★2巡目 44位 エルグトン・ジェンキンス C ミシシッピ州立
★3巡目 75位 ジェイス・スタインバーガーTE テキサス農工
★5巡目150位 キングスリー・ケケ DE テキサス農工
★6巡目185位 カダー・ホールマン CB トルドー
★6巡目194位 デクスター・ウィリアムズ RB ノートルダム
★7巡目226位 タイ・サマーズ LB テキサスクリスチャン
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*グリーンベイパッカーズ2019年開幕ロースターはコチラ
2019年ドラフト
2019年1巡目指名順位
1巡目指名順 12位&30位
パッカーズのドラフトでの補強ポイントTOP3
*タイトエンド(TE)
レシーブに優れたジミー・グラハム、
ブロック力のあるマーセデス・ルイスをシーズ前に補強したが、
二人ともキャリア10年を超えるベテラン。
ベテランが元気な間にドラフトで若手を指名しておきたい。
<おススメ選手>
〇イーヴ・スミス Jr.(アラバマ)
〇キャレブ・ウィルソン(UCLA)
*ガード(G)
T.J.ラングがFAで去ってから、安定しないポジション。
2017年、2018年とOTの選手をコンバートして出場させていた。
ランオフェンスが安定しない原因にもなっている。
<おススメ選手>
〇マイケル・ジョーダン(オハイオ州立)
〇クリス・リンドストローム(ボストンカレッジ)
*アウトサイドラインバッカー(OLB)
クレイ・マシューズがRamsへ去り、
ニック・ペリーも故障がちなため、
1巡目での指名・ポジション補強は確実と思われる。
<おススメ選手>
〇ジョシュ・アレン(ケンタッキー)
〇ジャチャイ・ポリート(フロリダ)
まとめ
2019年シーズンは
HCに、元テネシー・タイタンズOCのマット・ラルファーを迎え、
OCに、元ジャクソンビル・ジャガーズOCのナサニエル・ハケットが就任。
2017年シーズンのジャガーズは、ハケットのオフェンススキームは
ジャガーズの弱点をカバーし、AFCチャンピオンシップまでジャガーズが
勝ち上がったことから、ハケットは絶賛されていた。
GBには、QBロジャースとWRアダムスがいる。
オフェンシブマインドのHCラルファーと、OCのハケットのコンビが
GBオフェンスをどう蘇らせるのか楽しみだ。
ディフェンスは、GBディフェンスの顔ともいえる
クレイ・マシューズがチームを去ったものの、
2018年ケガ人ばかりだったDLが揃えば、オフェンス・ディフェンスの
バランスが取れた良いチームになると思う。
*グリーンベイパッカーズ2019年開幕ロースターはコチラ
*アトランタ・ファルコンズのドラフト予想はコチラ
*アリゾナ・カージナルスのドラフト予想はコチラ
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