第16回本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著)の、 ベストセラー小説が2021年10月29日に劇場公開されました。
ベストセラー小説の映画化にも関わらず、

映画化したけど、面白くないんじゃないの?

映画見たらがっかりするんじゃないの?
こんな声があちこちで聞こえていました。
そこで、
「そして、バトンは渡された」は本当につまらないのか?
この目と耳で確かめようと 筆者が、さっそく劇場で見てきました。
あくまでも、私の見解にはなりますが、
「そして、バトンは渡された」は 面白くないのか?面白いのか??
お話させていただきます。
ネタバレ含むので、これから映画を見る人はご注意くださいね。
目次
【そして、バトンは渡された】ストーリー
公式サイトでも紹介されているストーリーは次の通りです。
現時点では、これ以上のことを話さないようにしますね。
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと2人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと、恋のこと、友達のこと、うまくいかないことばかり…。 一方、梨花は、何度も夫を替えながら自由奔放に生きている魔性の女。泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。 そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく。「優子ちゃん、実はさ…。」森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたことは? 梨花はなぜ消えたのか? 親たちがついた〈命をかけた嘘〉〈知ってはいけない秘密〉とは一体何なのか。 2つの家族がつながり、やがて紐解かれる《命をかけた嘘と秘密》。物語がクライマックスを迎え、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる─。
引用元:公式HPより
はっきり言って、
・原作を読まず
・公式HPやYouTubeなどの情報を全く見ず
事前情報を何も入れずに、映画を見ました。
だから、広告に記載されていた
原作と異なる驚きのラスト
の意味も全くわらないまま。。。笑
【そして、バトンは渡された】感想&ネタバレ
映画の後半部分まで
永野芽郁が演じる「森宮優子」と 稲垣来泉が演じる「みぃたん」との
関係性が全くわからず、
森宮優子と森宮壮介(田中圭)親子が展開する
高校生と父親のストーリーと
みぃたんと梨花(石原さとみ)親子が展開する
母子家庭のストーリーとの
関係性が全くわからないまま、
ただただ
「石原さとみって、ひどい母親やなぁ」と思いながら見てました。
優子が同級生から
「無駄に振りまく笑顔で敵を増やしてる」って言われたシーンでは、

優子が常に笑顔でいるには、何か理由があるんだろうな
ということを考えていたのですが、
まさか、そんなところにつながるとは。。。
また、みぃたんと梨花とのシーンの中に
みぃたん「ママは何歳まで生きるの?」
梨花「どうして?」
みぃたん「みぃたんには、兄弟も従妹もいないから、ママにはずーっと生きていてほしいの」
梨花「ママはずーっと生きているよ!」
といって、ぎゅっとするシーンも、まさかのフリになっていて。。。
みぃたんが、二人のお友達に 「雨もあがったし、遊ぼうよ」って誘うシーンでは お友達に「ピアノのレッスンがあるから」と断られ、 雨の中を傘もささずに、寂しそうに歩いて帰る途中、
大きなお屋敷からピアノの音が聞こえ、
お屋敷の門の前でピアノを聞き、 音楽に合わせて踊るシーン♪
いやぁ、みぃたんの表情と演技にくぎ付けになってしまいましたよ!!

みぃたん、天才だよ。
ここからかな、ストーリーの展開が急にスピードアップするのは。
ここでハッと気づきました!!

このストーリーのキーはピアノじゃないの?
ピアノが軸となって、
みぃたんのターンでは、泉ヶ原さん(市村正親)が登場してくるし、
優子のターンでは、早瀬君(岡田健史)との仲もグッと近づくし、
卒業式のシーンも盛り上がるし、
でも、僕はいい意味で期待を大きく裏切られてしまいました。
事前情報を何も仕入れずに見た僕は、
卒業式のシーンでこの映画が終わるのだろう、と思っていました。
が、感動的だった卒業式も、大きな前振りだったとは。。。
優子の高校卒業後が、むしろ本編だったんだ、
と気づいたのは 映画の終盤でした。
手紙のこととか、
梨花の帽子のこととか、
お屋敷のこととか、
とまぁ、クライマックスに向けて
もっといろいろ感想を言いたいとこではありますが、
これ以上ネタバレしちゃうと、
これから映画見る人に叱られちゃいそうなので
クライマックスは、ぜひ映画館でご自身でご確認ください。
最後に映画館へ見に行く人へ、 重要なアドバイスを一つ。
絶対、タオルを持って行くこと!!
ハンカチだと足りませんから
【そして、バトンは渡された】世間の声
ネット上の声も拾ってみました。
「そして、バトンは渡された」良かった…。主人公の幸せを心から願える映画であった。途中からずっと泣いて、その願いを充分に満たしてくれるラストには涙を通り越して笑顔になるしかなかった。やっぱり前田哲+橋本裕志コンビは素晴らしい。
— sc (@sc_ab_) November 5, 2021
「そして、バトンは渡された」
めちゃくちゃよかった
もうみんなに見てほしい
映画館であんなに泣いたのははじめて
何だろう、すっごくあったかい気持ちでいっぱい— 月乃 (@isOlzBmmCkZSTER) November 5, 2021
そして、バトンは渡された
バカみたいに泣いた— なかやまん (@Nk_ry_) November 5, 2021
そして、バトンは渡された。良い作品だった…序盤泣かなくて平気じゃん?と思うくらい石原さとみの自由奔放とどこを切り取っても可愛いので可愛いさに驚いたけど後半ダメだった…愛に溢れ過ぎてないか…そりゃあんな良い子育つわ…もう出てる女の子みんな可愛い正義…
— ar_s(新垢) (@nnmy_kznariiii) October 29, 2021
映画、そして、バトンは渡された見たけど、感動する事ばかりでした😭
— 清美 キータン (@kiitan5737) October 29, 2021
そして、バトンは渡された観てきたー。周りの嗚咽凄かった!w
— やっさん (@yasa_guren) October 29, 2021
そして、バトンは渡された観てきたー。周りの嗚咽凄かった!w
— やっさん (@yasa_guren) October 29, 2021
そして、バトンは渡された観てきたー。周りの嗚咽凄かった!w
— やっさん (@yasa_guren) October 29, 2021
【そして、バトンは渡された】面白くないの?まとめ
いかがでしたでしょう?
映画を見た、私の答えは
・ ・ ・ ・ ・
「そして、バトンは渡された」は
とても、オモシロい映画だった
いや、オモシロい、という表現は違うな。。。
おっさんが大号泣した感動の大きな映画だった
が正しい表現です。
僕だけなく、 劇場のあちこちから、鼻をすする音が聞こえていたので、
映画を見た人はほとんど泣いたんじゃないかな?
こんな家族の在り方もあっていいんじゃないかな、
と思わせてくれる 感動の映画でした。
みなさんもぜひ、劇場で見ることをオススメします。
それと みぃたんこと、
「稲垣来泉」ちゃんの演技に度肝を抜かれてください!
稲垣来泉ちゃんの演技を見るだけでも、
『劇場にきてよかった~』って思いますから。
原作をまだ読んでいない人は、
読まずに映画を見た方が驚きと感動が大きいと思いますよ。
そして、劇場で見た人は、 ぜひ感想を教えてくださいね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。